前回の記事に続きまして、
第一部 第二部 バレエコンサート より
その他の作品について舞台写真とともに振り返ります?✨
『パルティール・プティコンサート』
パルティール幼児クラスからの出演者18人のうち、10人が初舞台でした✨そしてその中にはバレエを始めてまだ数ヶ月の子もいましたが、みんな自分で踊りをしっかり覚え、じょうずに踊れるよう、いっしょうけんめい練習して臨みました。
1、Boysクラス 2、ウサギさん
3、プリンスプリンセス
リハーサルのとき、普段のお稽古場ではきちんと踊れていたしっかりさんも、一度、舞台の広さを想定して広いリハーサル場所(はじめての場所)を借りて練習したときに、どうやって走って場所を移動するのか分からなくなってしまったのが印象的でした☺️そんな経験も踏まえ、舞台では、目を輝かせて、しっかりと踊ってくれました。
『海賊より 夢の花園』
幼児クラス〜児童クラス〜大人のクラス合同でつくり上げました。
幼児たちが演じた「お花」役は、いざ振付に取りかかろう!と予定していたGWの頃に緊急事態宣言に入ってしまったため、リハーサルはキャンセルし、一人一人の立ち位置と踊りを先生たちが踊った動画を配信しました。それにより、おうちで練習してきてくれた子たちの成長が劇的でした。
児童Cクラス(小学2〜3年生)も、初舞台の子、バレエを始めたばかりの子が多かったので、最初は振付を覚えることで精一杯でしたが、リハーサルを重ねるごとに人と列をそろえて踊ること、タイミングを合わせること、が必要なのだと理解し、だんだんと出来てきました✨そしてそんな難しい課題がある中でも、本番は、自分が心から楽しんで踊ることが大切なのだということを笑顔で表現してくれました。
児童Aクラスからの出演者は今回は少なく、2人だけでしたが、2人とも持ち前の根性で自主練習もたくさん重ね、重要な役をしっかりこなしてくれました。
大人の基礎クラスも、クラシックチュチュの衣裳を着て少人数ずつ踊ることに挑戦しました。
そして子どもの頃から続けているJr.クラス、一般クラスのお姉さん2人は、物語の一場面ではありますが主役を演じることに一生懸命努めました。
お稽古場での密回避を優先し、夢の花園出演者全員を集めて練習することは、ほとんどできませんでしたが、本番の日に舞台上で心ひとつに、がんばりました?✨
『ジゼルより ペザント・パドドゥ』
こちらもパルティールで幼児クラスから大学生まで続けてきたお姉さんが、初めてのグラン・パドドゥに挑戦しました。
昨年の発表会(延期になったので12月でした)が終わって間もない1月末ごろから、毎クラス後みっちり一時間、手の使い方顔のつけ方など一から、先生との練習が始まりました。
途中、足の怪我をしてしまいましたが、ケアしつつ、リハーサルも本番も、忙しい大学生活と両立しながら頑張りました。
今回、バレエはテクニックや物理的な説明だけでは解決しない面…ちょっとした首の角度やニュアンスなどの課題にも直面し、悩みながらも努力を重ねました。
本番の舞台では、パートナー役を演じた葉山スタジオの土井翔也人さんのおかげで、その空間を二人で楽しんで踊るということの素晴らしさを感じることができたようです。
『眠れる森の美女より グラン・パドドゥ』
こちらもパルティールで児童クラスから大学生まで続けてきたお姉さんが、物語の主役であるオーロラ姫役としてグラン・パドドゥに挑戦しました。
今まで積み重ねてきたことにプラスしていきながら、そして今までに足りなかったことを実感し身に沁みながら、ゲストの先生のご指導のもと、着実にステップアップして本番につなげてくれました。
これら花園、ペザント、オーロラ姫を踊ったお姉さんたちは、ちょうど10年前の発表会で児童ABクラスとして『海賊より 夢の花園』の子役を踊っていました。あのときのあどけない表情は、今回舞台袖から見ていても時々垣間見えて、でも格段に大人らしくなって重要な役をこなしていて、そんな成長を見届けることができる幸せに、先生は感動しました☺️
『パリの炎より グラン・パドドゥ』
第二部の最後には、パルティールの金海亜由先生と、葉山スタジオで児童クラスからJr.クラスへとぐんぐんと成長してきた男子生徒とで、情熱溢れるグラン・パドドゥを披露しました。
この2人でペアを組んで踊るのは初めてでしたが、お互いに笑顔を届け合いながら舞台を楽しんで踊る姿を見せてくれました。
跳んだり回ったり、テクニックの大変な踊りですが、ダイナミックに踊ってくれました。
ゲストの倉谷先生にもたくさんご指導頂き、感謝いたします。
今回の発表会も、出演予定者だれ一人欠けることなく開催できたこと、心より感謝しております。
出演者保護者の皆さまにもたくさんのご理解とご協力を頂き、また幼児クラスについては人数を制限してのリハーサル、時差お迎え等にもご協力頂き感謝いたします。
未だやりにくい状況下ではありますが、今回の発表会でも、子どもも、大人も、発表会を経験したことによる大きな感動とドラマがありました。これからを歩んでいくそれぞれの糧になることと信じています✨
記:金海怜香